新江ノ島水族館(えのすい)を紹介するブログ。イルカ・アザラシ・ペンギン・クラゲ・深海生物などの情報満載!
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2010/08/01(日)22:00
えのすいでは現在、夏の企画展として7月17日より8月31日の期間で
~世界に誇る相模湾~ “えのすい”の相模湾展“おどろきと発見の一日”を開催中。

新江ノ島水族館(えのすい)ラブカ標本

ラブカ[学名:Chlamydoselachus anguineus][英名:Frilled shark]

その目玉の一つとして初登場のミツクリザメ(ゴブリンシャーク)の標本とともに、待望の再登場を果たしたのはラブカの標本。
両者とも「生きた化石」と呼ばれることもある希少なサメですが、どちらの標本も生きた状態でえのすいに収容され水槽で泳いだ個体であるところがポイント。

こちらのラブカは2008年4月2日に相模湾のヒラメ刺網漁で捕獲され、生きた状態でえのすいにやってきましたが、すでに衰弱していたため残念ながら翌4月3日の一日だけの展示となってしまいました。

その後、標本となり2008年の夏の企画展「深海生物展」で公開されて以来なので、2年ぶりの再降臨となりました。

新江ノ島水族館(えのすい)ラブカ標本

全体像は光の反射の関係でちょっと見にくいので、角度を変えるか近寄ると吉。
全長は163cmで、体重は9.3kg。

ミツクリザメより古代鮫の形質を色濃く残していて、かなり前方にある口や、細長い胴体、かなり後方にある背びれなど、現代のサメとの相違点が多く見られます。
エラ孔の溝は、普通のサメが片側5つですが、ラブカは片側6つあるのも特徴。

古生代デボン紀に生息していた初期のサメのクラドセラケ(Cladoselache)に良く似ているとされますが、共通点として先端に近い位置にある口と、歯の先が3つに分かれていることなどが挙げられています。

新江ノ島水族館(えのすい)ラブカ標本

前からはヘビっぽく迫力ある姿。口の上の黒い点は鼻。

そのクラドセラケに似ているといわれる歯ですが、臼歯のような大きめの基部に3列のトゲが規則正しく並んでいて、トゲは全て口の内側に向いています。
なんかちょっと歯ブラシが並んでるように見えなくもない。

新江ノ島水族館(えのすい)ラブカ標本

口の奥はこんな風になっています。じっくりとご覧ください。

新江ノ島水族館(えのすい)ラブカ標本

この角度で見ると一転して、ちょっぴりフレンドリーな顔。
ミツクリザメもそうですが、両者ともメスだからなんでしょうか。

新江ノ島水族館(えのすい)ラブカ標本

縦方向ではなく後ろ方向に長い尾びれ。泳ぎがあまり上手くなさそう。
なんとなくフカヒレっぽい質感・・・っていうかフカヒレで間違いではないんですが。

やっぱり見れば見るほど興味深いラブカの標本です。
この機会に、ぜひ多くの方にご覧になっていただきたいと思います。


新江ノ島水族館は小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅から徒歩約3分です。
※展示・内容は変更になる場合があります。
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