「深海生物展」が絶好調開催中の
えのすいです!
今度は「深海コーナー」隣の深海生物の液浸標本から!
←深海生物「コウモリダコ」の液浸標本の写真です。
人によってはグロと感じる場合があるかも知れませんのでご注意ください。
その旨、ご了承の上でご覧ください。クリックすると拡大します。コウモリダコ[学名:Vampyroteuthis infernalis][英名:Vampire Squid]採集地:相模湾、水深:0~1400m、
備考:IONESSプランクトンネットで採集された、とあります。
生きた状態で展示されたら
「深海生物展」どころではなく
「コウモリダコ展」でも
成立しちゃうんじゃないかっていうぐらい超要注目生物!
なんですが軟体生物ということもあり、標本はあまり元の形が分からなくて残念。
書籍
「へんないきもの」にも掲載され、たびたびフィギュア化。
シーラカンス並の存在感を持った生物ですが、それも納得。
学名は
「地獄の吸血イカ」。
タコとイカの共通の先祖に近い生き物と考えられています。
10本の脚、4つの発光器と2本のフィラメントという特殊な器官を持ち、
体の形を変幻自在に変えながら泳ぎます。
なんと
えのすいでは、生きた状態で展示されたことが!
JAMSTEC=海洋研究開発機構の調査船「かいよう」によるプランクトンネット採集で、大島東沖の水深700~750mで採集されたそうです。
傷を負った状態だったため、2006年3月29日から4日間だけの展示。
この頃は、まだ全然
えのすいに注意を払ってなくて、年間パスポートを持ってないどころか、リニューアル後、一回も入場したことがない状態だったので、当然ながら生きている姿は見られませんでした・・・残念。
標本と同じ個体なのかはハッキリしません。
生きて元気に動いている姿を、一番見てみたい生物かもしれません。
新江ノ島水族館は小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅から徒歩約3分です。
※この記事は2008年12月以降に書かれています。詳細ははじめにをご覧ください。