新江ノ島水族館(えのすい)を紹介するブログ。イルカ・アザラシ・ペンギン・クラゲ・深海生物などの情報満載!
--/--/--(--)--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2008/11/24(月)08:00
ペリカンアンコウ
海洋堂フィギュアシリーズ世界博物画立体図鑑 I / 08

海洋堂フィギュア世界博物画立体図鑑 I のペリカンアンコウ
ペリカンアンコウ Melanocetus johnsoni


エサをおびき寄せる発光器、深海魚独特の尻すぼみな体形、鋭い牙、グロテスクとも言える風貌に加え、凹凸のある表面の質感まで詳細かつ写実的に再現。
ボリューム感もたっぷりのえのすいオリジナルフィギュア全シリーズ中でも屈指の大型モデル。


■元ネタチェック
このシリーズの特色は生物そのものではなく博物画に描かれた姿を立体化すること。

元ネタは『深海探索記録魚類編』(1898-99)。
約110年前にドイツが行なった深海調査の記録集。
未知の世界だった深海の想像を絶する生物が、この頃から次々と発見されはじめます。
ペリカンアンコウ含むチョウチンアンコウ類は深海魚の代名詞になり、獲物を誘う発光器や、オスがメスの体に寄生して生殖機能だけ残して吸収されてしまうなどの驚きの生態が徐々に明らかに。

このシリーズは、こんなヤツいねぇよ!的な「外国人の目に映る誤解された日本」と相通ずるテイストも持ち味の一つですが、締めとなるペリカンアンコウはいたって真面目。
時代が下って来たこともあり、博物画も写実的で現代的なものへと変化。

体表のシワの表現など、どう見ても原画より緻密に本物のペリカンアンコウ
ディテールを再現しているほど力の入った渾身の立体化。



えのすいではペリカンアンコウ自体の展示はありませんが、
バーテルセンアンコウがかなり近い種だと思います。

新江ノ島水族館(えのすい)バーテルセンアンコウ(標本)

荒俣先生の解説には、前の「江の島水族館」において世界で初めてチョウチンアンコウを水槽で飼育して、8日間飼うことに成功したことに言及。(40年以上前の話ですが、良く考えると現在でも結構難しそう)
↓そのときのチョウチンアンコウの個体の標本です。

新江ノ島水族館(えのすい)深海チョウチンアンコウ標本 ←深海魚「チョウチンアンコウ」の液浸標本の写真です。
 人によってはグロと感じる場合があるかも知れませんのでご注意ください。
 その旨、ご了承の上でご覧ください。クリックすると拡大します。


さらに解説には「わが新江ノ島水族館もこの伝統を受け継いで、深海魚の展示に力を注いでいる。」と続きます。
荒俣先生が「わが新江ノ島水族館」って言ってる。
頼もしい・・・っていうか感動。(;_;) ウルッ
荒俣先生、これからもよろしくお願いします!

このような深海魚は実際標本ばかりの展示ですが、
生きて水族館の水槽内を泳ぐ姿が見られる日は来るのでしょうか。

関連記事:バーテルセンアンコウ・標本09.02/12
     チョウチンアンコウ・標本06.09/14・フィギュア深海のオデッセイ


フィギュアTOP世界博物画立体図鑑 I TOP

新江ノ島水族館は小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅から徒歩約3分です。
※この記事の内容は必要に応じて追加・変更・修正される場合があります。また、記事の日時と内容とは
 直接関係しません。詳細ははじめにをご覧ください。
スポンサーサイト
2008/11/24(月)07:00
金魚
海洋堂フィギュアシリーズ世界博物画立体図鑑 I / 07

海洋堂フィギュア世界博物画立体図鑑 I の金魚
金魚 Carassius auratus


水中ではためく尾びれの質感まで再現された美しい造形。
透明素材の上からの着色で、儚げで繊細なイメージを確かに演出。
しかも、すべてのえのすいオリジナルフィギュア中でも最大級の大きさでボリューム感も満点。縮尺も実物にかなり近く、独特の存在感を発揮。


■元ネタチェック
このシリーズの特色は生物そのものではなく博物画に描かれた姿を立体化すること。

元ネタは『大日本魚類画集』(1937-44)という錦絵で魚類の姿を綴った図鑑。
錦絵=浮世絵=色刷り木版画。作者は大野麦風という方で、水族館に通いつめて生きた魚を写生し、写実的でありながら日本的な感性みなぎる版画に結実させたスゴい人。尊敬。
第二次世界大戦のため残念ながら72枚で終了してしまったとのこと。

荒俣先生も解説の中で干からびた標本みたいな絵が多い西洋の博物画に比べ、
日本のそれは生き生きしていて新鮮で美味しそうと指摘。
日本人と海との密接な関わりが竜宮城などのイマジネーションも引き出し、
文化として多方面で花開いていることを力説しておられます。納得。

ちなみにこのフィギュアはシリーズ内での名称は「金魚」、解説の見出し文では「シシガシラ」、台座裏の刻印では「金魚(オランダシシガシラ)」となっています。

鮮やかな色彩、繊細なグラデーション、ユニークなフォルムを見事に立体化。



えのすいでは2009年8月のテーマ水槽で1ヶ月限定で金魚が特集されました。
オランダシシガシラをはじめ、大小様々な種類の金魚でテーマ水槽が彩られました。

新江ノ島水族館(えのすい)テーマ水槽オランダシシガシラ

水族館で小っちゃい金魚は、より大きい他の生物のエサとされているという話ですので、展示は終了になっても常に館内のどこかにはいるのかも。
このオランダシシガシラみたく立派なのはエサにはしないでしょうけども。

関連記事:09.08/26


フィギュアTOP世界博物画立体図鑑 I TOP

新江ノ島水族館は小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅から徒歩約3分です。
※この記事の内容は必要に応じて追加・変更・修正される場合があります。また、記事の日時と内容とは
 直接関係しません。詳細ははじめにをご覧ください。
2008/11/24(月)06:00
コウモリダコ
海洋堂フィギュアシリーズ世界博物画立体図鑑 I / 06

海洋堂フィギュア世界博物画立体図鑑 I のコウモリダコ
コウモリダコ Vampyroteuthis infernalis


「地獄の吸血イカ」という意味の学名を持つコウモリダコ
天を衝く怒髪のような脚、目まで裂け上がった口のような溝、不気味な体色。
まるで怒れる悪魔の頭部だけもぎ取ってきたような異形の姿。
写実と幻想の境界で圧倒的なエネルギーを放出する造形と
全高・容積ともトップクラスの重量感あふれるサイズ。
えのすいオリジナルフィギュア全シリーズ中でも最も力が入った最高傑作の一つ。


■元ネタチェック
このシリーズの特色は生物そのものではなく博物画に描かれた姿を立体化すること。

元ネタは『イロンデル号科学探査報告』(1889-1950)。
モナコの海洋学者アルベール I 世の調査船イロンデル号による調査記録。
ひと目見たら忘れられない、奇想天外な生物図だ。」と荒俣先生。
深さ3465mもあるサルガッソ海の海底から、この薄気味悪い生物を捕獲した海洋学者は、学名を「地獄の吸血イカ」と付けました。

日本語のコウモリダコの由来は「こうもり傘」のように脚を開いて泳ぐからではなく、この深海生物がタコとイカの真ん中に分類されるので、それが獣と鳥の中間に位置するコウモリと符合するからだそうです。

実際はもっと赤っぽい体色ですが死亡すると変色し黒ずんでくるので、それを記録したためだと思われます。それも忠実に原画の方を再現

まるで怪物のような姿になるよう幾分恣意的に立体化。

海洋堂フィギュア世界博物画立体図鑑 I のコウモリダコ

ワルそ~~~っていうか、絶対悪いよコイツら! 悪いに決まってる!



解説の文章は「なお、コウモリダコは日本近海にも生息しているので、いつか実物を見られるかも。」という言葉で締めくくられています。
しかし、このフィギュアが世に出た2005年4月29日のキッカリ11ヶ月後の2006年3月29日!なんと、まさにコウモリダコえのすいで4日間だけ生きた状態で展示!
これって予言!? ((( ;゚Д゚))) 恐るべし! 荒俣先生!

新江ノ島水族館(えのすい)コウモリダコ標本 ←深海生物「コウモリダコ」の液浸標本の写真です。
 人によってはグロと感じる場合があるかも知れませんのでご注意ください。
 その旨、ご了承の上でご覧ください。クリックすると拡大します。

(下記の関連記事リンク先の写真とは別ショットです)

生きている状態は見られませんでした。
標本はあまり原形をとどめず残念です。この展示のときの個体かは不明。

泳ぐ姿も特徴的なので、次回はぜひコウモリダコが元気な状態でやって来て、
伸び伸びと遊泳する姿が見られたらいいなと夢想。

関連記事:標本08.08/01・フィギュア深海のオデッセイ


フィギュアTOP世界博物画立体図鑑 I TOP

新江ノ島水族館は小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅から徒歩約3分です。
※この記事の内容は必要に応じて追加・変更・修正される場合があります。また、記事の日時と内容とは
 直接関係しません。詳細ははじめにをご覧ください。
2008/11/24(月)05:00
イダテントビウオ
海洋堂フィギュアシリーズ世界博物画立体図鑑 I / 05

海洋堂フィギュア世界博物画立体図鑑 I のイダテントビウオ
イダテントビウオ Exocoetus volitans


美しく広げた長大な胸びれで滑空する姿をダイナミックに再現。
透明素材の上から着色してあるため、ひれ部分などは美しく透き通る。
すべてのえのすいオリジナルフィギュア中でも最大の全幅。


■元ネタチェック
このシリーズの特色は生物そのものではなく博物画に描かれた姿を立体化すること。

元ネタは『英国魚類誌』(1802-08)。
この本がでるちょっと前の18世紀の人たちは、トビウオは鳥のような翼ではばたいて空を飛ぶと思い込み、魚のくせに空を飛ぶなんてよっぽど海中に敵が多い嫌われ者なんだと誤解していたそうです。
その後、この本が世に出た頃から、飛ぶんじゃなくて滑空しているだけで、捕食者から逃げるための行動だと理解されるようになりました。

滑空距離は通常100m。追いかけられると500mにも及ぶとか。
その大空を美しく雄大に飛翔するところを立体化。



えのすいにはトビウオの仲間はいません。
どこかの水族館にいたと記憶していましたが、飛ぶ姿はさすがに見られないようです。
100mも飛ぶんじゃ場所もないし、飛べたとしても片っ端から水槽のガラスに突っ込みそうな気が・・・。
水族館では泳ぐ姿が見られればOK! 海で野生の個体が飛ぶ姿に出会えたらラッキー!という生物ですね。

関連記事:なし


フィギュアTOP世界博物画立体図鑑 I TOP

新江ノ島水族館は小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅から徒歩約3分です。
※この記事の内容は必要に応じて追加・変更・修正される場合があります。また、記事の日時と内容とは
 直接関係しません。詳細ははじめにをご覧ください。
2008/11/24(月)04:00
ホッキョククジラ
海洋堂フィギュアシリーズ世界博物画立体図鑑 I / 04

海洋堂フィギュア世界博物画立体図鑑 I のホッキョククジラ

ホッキョククジラ Balaena mysticetus


なぜか20mにもなる巨体で陸地に乗り上げ、
そしてさらに、なぜか陸上なのに潮を吹くホッキョククジラ


■元ネタチェック
このシリーズの特色は生物そのものではなく博物画に描かれた姿を立体化すること。

元ネタは『哺乳類誌』(1774-1846)。なんと完成までに72年もかかった世紀の大作博物図鑑。作ってるそばから新しい生物が発見されて、つぎ足しつぎ足ししてるうちに気が付いてみたら70年も経っちゃったんだってさ。
( ´ー`)旦 フゥーーー・・・。

特徴的なのが、海中動物の描き方。海中でのシーンが想像できなかったので、18世紀までは陸に上がっているように描かれたそうです。
「こういう形をしていて噴水のように水を吹き上げる生物なんですよ」と伝えたい意気込みはヒシヒシと伝わってきますが、この光景はありえんだろ普通に。

また、クジラはほ乳類なので尾びれは体に対して水平に付いていますが、博物画では魚類のように垂直に尾びれが付いていると誤解されかねない微妙な角度。フィギュアでは、ちゃんと右側にひねってるように表現されています。芸コマ。

ただ陸上にいるならまだしも、水を吹き上げるあり得ない場面を立体化。



えのすいにもオキゴンドウハナゴンドウといったイルカと変わらないか少し大きい種類の歯クジラの仲間はいます。ですが、このホッキョククジラのように20m級のヒゲクジラの仲間は、えのすいはおろか世界中の水族館を探してもどこにもいないはず。
そもそも水族館で飼育したり見たりする規模の動物ではないので、見たかったらホエールウォッチングとかに行くのかも。

しかし、ジンベエザメも昔は同じような言われ方をしていたような気もするし、沖縄美ら海水族館の館長さんも「条件が揃えば、あるいは・・・」みたいな話もしてたし、ひょっとすると大型クジラを水族館で見る時代が来るかも知れません。

関連記事:なし


フィギュアTOP世界博物画立体図鑑 I TOP

新江ノ島水族館は小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅から徒歩約3分です。
※この記事の内容は必要に応じて追加・変更・修正される場合があります。また、記事の日時と内容とは
 直接関係しません。詳細ははじめにをご覧ください。
2008/11/24(月)03:00
タテジマキンチャクダイ
海洋堂フィギュアシリーズ世界博物画立体図鑑 I / 03

海洋堂フィギュア世界博物画立体図鑑 I のタテジマキンチャクダイ
タテジマキンチャクダイ Pomacanthus imperator


ちょっとサイケな前衛芸術風。タテジマキンチャクダイと言われれば納得はするものの、どう考えても写実的に造形したようには見えない不思議なフィギュア。


■元ネタチェック
このシリーズの特色は生物そのものではなく博物画に描かれた姿を立体化すること。

元ネタは『モルッカ諸島彩色魚類図鑑』(1718)という彩色図鑑から。
スパイとしても暗躍したというルイ・ルナールの手による熱帯アジアの珊瑚礁魚類を世界で最初にまとめた彩色図鑑。
真面目に写実的に記載したつもりが空想画と思われ「ホントはこんな魚いないんでしょ? また、他人を騙そうと思って!」と笑われてしまったそうです。
確かに相模湾大水槽にいる魚しか見たことない人が、何の予備知識もなく珊瑚礁水槽の
魚の絵をいきなり見たら、その存在を信じられないでしょうね。
この本には「高貴な色のために、日本の皇帝(天皇)の魚と呼ばれている」という情報も載っていて、それが学名や英名(Emperor angelfish)の中にエンペラー(皇帝)として反映されちゃってたりします。

四角い茶色の台座は出典不明。口周りの点をリベット風にしたり、縞模様を浮き彫りにするなど、さらにワルノリしたような感じで立体化。



えのすいでは、たまに入っている水槽が変わったりしますが、
暖かい海のコーナーのレギュラーとして常時展示されています。

新江ノ島水族館(えのすい)タテジマキンチャクダイ

実際の魚、図鑑、フィギュアでちょっとずつ色が違うんですけど・・・。
ホントにワザとやってるんじゃないだろうか。

このタテジマキンチャクダイは、大人と子供で模様と色がまるで違うことも特徴のひとつ。チャンスがあったら、ぜひ見てください。

フィギュアはこのシリーズの他、
日本水族館立体生物図録 第2巻にリアルな姿で登場。

関連記事:06.12/15
     フィギュア〈準備中〉


フィギュアTOP世界博物画立体図鑑 I TOP

新江ノ島水族館は小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅から徒歩約3分です。
※この記事の内容は必要に応じて追加・変更・修正される場合があります。また、記事の日時と内容とは
 直接関係しません。詳細ははじめにをご覧ください。
2008/11/24(月)02:00
ジンベイザメ
海洋堂フィギュアシリーズ世界博物画立体図鑑 I / 02

海洋堂フィギュア世界博物画立体図鑑 I のジンベイザメ
ジンベイザメ Rhincodon typus


15mにもなるという世界最大の魚類ジンベイザメ
その模様が和服の甚平に似ていることが名前の由来。大きい体ながらプランクトンを主食とするおとなしいサメですが・・・なぜか、そばには「人喰鮫」の立て札が!


■元ネタチェック
このシリーズの特色は生物そのものではなく博物画に描かれた姿を立体化すること。

元ネタは『栗氏魚譜』(1819)という江戸時代の魚類図鑑。
この中でジンベイザメは、漁師さんたちの「こんなに大きいんだから人を食うに違いない」という思い込みにより「人喰鮫」と紹介されています。
実際、被害に遭った事例が報告されているわけではありません。

「人喰鮫」の文字も、わざわざご丁寧に江戸時代の立て札風にして立体化。



水族館技術の進歩により沖縄美ら海水族館をはじめとして、いくつかの水族館で近年飼育されるようになったジンベイザメですが、えのすいには当然いません。
相模湾大水槽には縦にしても横にしても入らないだろうし、イルカショースタジアムでも入るのが精一杯ぐらいでしょうか。
かといって別にえのすいに求めるのはジンベイザメとかじゃないので全然OK。
見たかったらジンベイザメがいる他の水族館に行くのが正解。
っていうか美ら海行きたい。

フィギュアではこのシリーズと日本水族館立体生物図録 第2巻に登場しています。

関連記事:フィギュア日本水族館立体生物図録 第2巻


フィギュアTOP世界博物画立体図鑑 I TOP

新江ノ島水族館は小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅から徒歩約3分です。
※この記事の内容は必要に応じて追加・変更・修正される場合があります。また、記事の日時と内容とは
 直接関係しません。詳細ははじめにをご覧ください。
2008/11/24(月)01:00
シュモクザメ
海洋堂フィギュアシリーズ世界博物画立体図鑑 I / 01

海洋堂フィギュア世界博物画立体図鑑 I のシュモクザメ

シュモクザメ Sphyrna lewini


水面から顔を出すシュモクザメの頭部だけを立体化したインパクト抜群のフィギュア。このまま全身を造形すれば10cmは優に越える超アップ。
かなり大胆かつ潔い作品です。


■元ネタチェック
このシリーズの特色は生物そのものではなく博物画に描かれた姿を立体化すること。

元ネタは『神聖自然学』(1731-35)という18世紀の科学図鑑。
荒俣先生も解説の中で「とびきり奇々怪々」と堂々と書き記すように、その内容は聖書に書かれていることはすべて科学で証明できることを明らかにするための様々なパラドックスに満ちたもの。
聖書に「主は海におる竜を殺された」とあったら、海のどこかに聖書に書かれた悪魔の竜がいるはずだということになり「多分コイツじゃね?」と担ぎ出されたのがシュモクザメ
科学の本のはずなのに怪奇的、幻想的に海面から頭を出す姿を描かれてしまった・・・ところを立体化。



えのすいではサメ専用水槽にアカシュモクザメが常時展示されていましたが、現在は見ることができません。

新江ノ島水族館(えのすい)カスザメ、アカシュモクザメ、ツマグロ

中央がアカシュモクザメ

その特異な外見と、数々のスゴい生体機能を備えたアカシュモクザメ
雰囲気あふれる照明の水槽を泳ぐ姿は見ごたえ充分。
また、見られることを期待してます。

関連記事:→アカシュモクザメ06.12/1409.01/2509.03/15


フィギュアTOP世界博物画立体図鑑 I TOP

新江ノ島水族館は小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅から徒歩約3分です。
※この記事の内容は必要に応じて追加・変更・修正される場合があります。また、記事の日時と内容とは
 直接関係しません。詳細ははじめにをご覧ください。
2008/11/24(月)00:00
海洋堂フィギュアシリーズ 世界博物画立体図鑑 I

海洋堂フィギュア世界博物画立体図鑑 I

↑写真をクリックすると拡大します

世界博物画立体図鑑 I 新江ノ島水族館(えのすい)のリニューアル1周年にあわせて発売された新江ノ島水族館立体生物図録2に同梱されたオリジナルのフィギュアシリーズです。( I はローマ数字の1)
セブンイレブンキャンペーン「新江ノ島水族館への誘い2」には、当然ながら同梱されなかったので、新江ノ島水族館でしか入手できませんでした。

生物そのものではなく、その名の通り生物が描かれた「博物画」を立体化。
つまり、3D(生物)→2D(博物画)→3D(フィギュア)という異色のコンセプト。
おまけとは言わせないクォリティの高さは必見。


■ラインナップ 全8種
01:シュモクザメ
02:ジンベイザメ
03:タテジマキンチャクダイ
04:ホッキョククジラ
05:イダテントビウオ
06:コウモリダコ
07:金魚
08:ペリカンアンコウ


■解説書
ある意味このシリーズのキモといえる大型で立派な解説書がつきます。
元となった博物画の図柄を大きく表示し、荒俣宏氏による丁寧な解説が付きます。
また、荒俣宏氏の企画意図が非常に色濃く出ているため、シリーズ自体の解説にも熱がこもっていて、読みごたえのある解説書になっています。
材質も他シリーズがコート紙(ツルツルの紙)なのに対し、上質紙(ザラザラの紙)を使用するなどの凝りようです(時期により上質紙の紙質に違いあり)。


■詳 細
海洋堂フィギュア世界博物画立体図鑑 I のコウモリダコ 海洋堂フィギュア世界博物画立体図鑑 I のコウモリダコ
ボトルキャップの台座部分は、他のシリーズのブルーと違い茶色ベース。
台座の前面にはシリーズの英名ATLAS ANIMA 3D
その下に学名がアルファベットで表記。背面は文字表記なし。

海洋堂フィギュア世界博物画立体図鑑 I のコウモリダコ

裏面には刻印で文字を表記。
世界博物画立体図鑑 / 生物名 / (C)KAIYODO / MADE IN CHINA
のように共通で4行センタリングで刻まれています。
(金魚のみ世界博物画立体図鑑 / 金魚 / (オランダシシガシラ) / (C)KAIYODO / MADE IN CHINAの5行センタリング)
すべてMADE IN CHINAとなっています。


■全体としての印象
ボトルキャップ型としては非常に大型でボリュームのある本体。なおかつ細部まで精緻に表現された造形。力の入った解説書などとあわせ、荒俣宏氏と海洋堂の熱意が結実した傑作だと思います。

・・・が、予算をだいぶ使っちゃったような印象があり、ラインナップも少なめの全8種。「 I 」と銘打っているものの第2弾は結局出なかった・・・。

以降のフィギュアシリーズは、セブンイレブンの冠スポンサーも外れ、
新江ノ島水族館単独ではなく他の水族館と共同に、
同梱もかなり小振りのペンギン全3種と縮小気味の傾向に・・・。

ですが、景気が良くなったらぜひとも第2弾を出していただきたい良シリーズです。


■データ
【企画監修】荒俣宏 【造形制作】海洋堂 【造形総指揮】松村しのぶ(海洋堂)
【原型制作】村田明玄 【原型塗装】清水ゆう子(海洋堂)
【アートディレクション】大岡寛典事務所
・全8種 ・販売時期:2005年4月29日~2008年5月4日
・価格:200円(税込み)(新江ノ島水族館立体生物図録2と同梱)


フィギュアTOP

新江ノ島水族館は小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅から徒歩約3分です。
※この記事の内容は必要に応じて追加・変更・修正される場合があります。また、記事の日時と内容とは
 直接関係しません。詳細ははじめにをご覧ください。
最近の記事
ブログ内検索

ユーザータグ
カテゴリー
最近のコメント
プロフィール

水之江 ゴウ

Author:水之江 ゴウ
「えのすい」(新江ノ島水族館)をブログで紹介!
リンクフリーです!

 | TOPへ | 
Copyright © 「えのすい」へGO!:新江ノ島水族館密着ブログ All Rights Reserved.

Designed by DAIGO
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。