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2008/11/26(水)20:00
キングペンギン
海洋堂フィギュアシリーズ日本水族館立体生物図録 第2巻 / ボーナスフィギュア

海洋堂フィギュア日本水族館立体生物図録 第2巻のキングペンギン
キングペンギン

※大人2種・子供1種の計3種のうち、いずれか1点がランダムで封入。


ボーナスフィギュアなので、解説書はおろか解説自体がありません。

標準和名はオウサマペンギン。古い言い方としてサマペンギン王ペンギンなどもありますが、いずれも意味は同じです。敵わないのは皇帝だけ。現生のペンギンの中ではコウテイペンギンに次ぎ2番目に大きい種。
実は「世界で一番大きい」のでキングペンギンと名付けられたのに、後からコウテイペンギンが発見されて2位に転落したという経緯があります。

コウテイペンギンに似ていますが、オレンジ色が強く、体長は1mに届かず一回り小型。



海洋堂フィギュア日本水族館立体生物図録 第2巻のキングペンギン前作日本水族館立体生物図録(第一巻)からの新機軸は、これまでのようなメインのシリーズと同じボトルキャップ型ではなく、連結可能なかなり小さめのフィギュアへの変更。数多く並べてコロニーをつくって楽しむというコンセプトなので、逆にかなり小型。

ベースの底面は連結用の可動できるステーと、それを差し込む溝があります。
もちろんベース自体は前作と同一なので、キングペンギンコウテイペンギンで連結してコロニーを作ることが可能。



海洋堂フィギュアのペンギン勢揃い

海洋堂フィギュアのペンギン勢揃いの図。
数を揃えたくさん並べてコロニーを作って楽しむ目的もある日本水族館立体生物図録1、2のボーナスフィギュアは当然サイズが小さいです。
なので当たり前の話ですが縮尺は全く合っていません。コウテイペンギンキングペンギンでも、もうちょっと体高差があるはずですが、スケールモデルじゃないので並べたときの見栄えを考えれば、これでOKなんじゃないでしょうか。



コウテイペンギンよりは飼育しやすいのか、キングペンギンは見られる水族館も日本全国で結構多いです。

どうやら旧江の島水族館でもオオサマペンギンとして飼育されていたようです。
しかし、えのすいでは残念ながら現在キングペンギンは飼育展示されてません。
ペンギンプール背面に、ペンギン全種類の紹介があります。

新江ノ島水族館(えのすい)ペンギン解説

右下のオレンジの輪で囲まれたのが南極大陸で暮らすペンギンたち。右から2番目で、大きさでも全体で2番目なのがキングペンギン

関連記事:なし


フィギュアTOP日本水族館立体生物図録 第2巻 TOP

新江ノ島水族館は小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅から徒歩約3分です。
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2008/11/26(水)15:00
ラッコ
海洋堂フィギュアシリーズ日本水族館立体生物図録 第2巻 / 15

海洋堂フィギュア日本水族館立体生物図録 第2巻のラッコ
ラッコ Enhydra lutris

スケール:1/25  原型制作:松村しのぶ
※スケール表示は、国内の水族館で飼育されている最大級を基準にしているとのこと。


愛らしい姿ですが、生態がかなり特徴的。水面で眠り、仰向けで生活する唯一の哺乳動物でイタチ科カワウソ亜目。子育てもお腹の上。
ラッコという名前はアイヌ語なんだとか。

手が器用で二枚貝の貝殻をお腹に置いた石で割って食べるのは有名ですよね。この他にもアワビも石で叩いて岩から外すそうです。霊長類を除く哺乳類で道具を使うのは、実はラッコだけ。
この他にもウニ、タラバガニ、エビを食べるので、高級食材ばかり食べるグルメな動物と言われますが、要するに速く泳ぐ魚などをラッコが捕まえられないということ。
人間世界では高級でも、野生生物の中では食べにくく量も少ない残り物。

しかも、皮下脂肪が薄いので体温を維持するため結構大量に喰うんです。
アワビ、ウニなどの高級海産物がラッコに食べられ、漁業関係者が深刻な被害を受けたりしますが、保護動物なので駆除できずに困ってしまうケースも。
(上質な毛皮のため乱獲され、絶滅寸前まで減少した過去を持ってます)

水族館ではそんな高級なエサをバンバン与えられるはずもなくイカなどで代用してますが、イカなど捕まえられないラッコにとってはむしろ高級品かも。

ものすごくニッチな線をかろうじて綱渡りで絶滅しないでいる種の生物だと思います。冷静に考えるとよくやってけるなって感じ。ある意味、スゴい。



原型制作は制作総指揮の松村しのぶさん。下半身が水に浸かっている状態を再現している斬新な造形表現。後ろ脚と尾の複雑な構成や、胴体の毛の作り込みも気合いが入ってます!もちろん顔も、そりゃあもうラヴリィ!
海洋堂フィギュア日本水族館立体生物図録 第2巻のラッコ


現在えのすいラッコは飼育されていませんが、旧江の島水族館にはいたんですよ!
1985年にカナダのバンクーバー水族館からやって来た初代のラッコたちは、

「ララ」「ココ」と命名されました。

あまりといえばあまりの素頓狂なネーミングセンスに騒然、そして驚愕。
しかし、当然といえば当然、名前に関係なくラッコたちはかわいかったので、
(名前のインパクトもあわせて)一大ブームを巻き起こしました!

その後、ターク(1992年下田海中水族館生まれ・オス)の一頭だけが飼育されていましたが、残念ながらリニューアル前に亡くなってしまいました。

リニューアル直前の2004年3月23日にもラータン(2001年のとじま水族館生まれ・オス)がやって来ましたが、残念なことに飼育展示されることなく亡くなってしまったようです。

以降、新江ノ島水族館としてリニューアルグランドオープンしてから、ラッコが展示されたことはありません。えのすいってラッコには鬼門なのか?

ですが、なんとこのフィギュアの解説書のラッコの写真のクレジットは
「提供:江ノ島水族館」になっています。

海洋堂フィギュア日本水族館立体生物図録 第2巻のラッコ解説書

この写真の子はタークなんでしょうか?

「提供:江ノ島水族館」とありますので江ノ島水族館」ではないということ?
旧えのすいの正式名称は島水族館ですが、島水族館マリンランド島海獣動物園(海の動物園)と3館セットで一つの水族館と認識されてました。
運営が株式会社江ノ島水族館でしたので、写真提供元の名前と合致しますが今はもうないはず。
ちなみに現在新江ノ島水族館を運営しているのは江の島ピーエフアイ株式会社です。

かなり、ややっこしく謎も多いので写真が誰かまでは詳しく分かりません。
(ひょっとしてララココかも)


リニューアル後の新江ノ島水族館でもラッコを飼育する予定はあったという話ですが、そうなった場合、場所はどこで?
ペンギン、オットセイ・アザラシ、イルカたちがいる場所は正直どこも狭いです。
ラッコが新しく入る余地はどこにもありません。
また、ラッコは大量に毛が抜けるため浄水の仕組みが複雑になり、エサ代もかなりかかるため、飼育が難しくお金もかかる動物と聞きます。

旧えのすいにいた生物がいないのもちょっと寂しいですが、今から無理して新しく飼育する必要はないと思います。



実際見た様子はマリンピア松島水族館から紹介。

マリンピア松島水族館のラッコ

クーピー(メス・13歳)、パル(オス10歳)の2頭(年齢は2007年8月の撮影時)。
結構、年配なんでしょうか。でも、さすがに可愛い&賢い!

〈追記〉
2009年5月29日にマリンピア松島水族館クーピー(メス)が永眠。
人間では60歳相当の15歳という高齢で、体調を崩した末のことでした。
ご冥福をお祈りして合掌。

そして、これにより25年間続いたラッコの展示も終了してしまうということです。
非常に残念。

関連記事:未定


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新江ノ島水族館は小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅から徒歩約3分、
マリンピア松島水族館はJR仙石線「松島海岸」駅から徒歩約3分です。
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2008/11/26(水)14:00
イワトビペンギン
海洋堂フィギュアシリーズ日本水族館立体生物図録 第2巻 / 14

海洋堂フィギュア日本水族館立体生物図録 第2巻のイワトビペンギン
イワトビペンギン Eudyptes chrysocome

スケール:1/15  原型制作:木下隆志
※スケール表示は、国内の水族館で飼育されている最大級を基準にしているとのこと。


海洋堂フィギュア日本水族館立体生物図録 第2巻のイワトビペンギン黄色い羽飾りを付けたペンギンは6種。その中で最も小型なのがイワトビペンギン

角刈り頭に染めた金髪を立てたようなワル顔風貌が個性的なため、イラストやCMなどのキャラクターとしてもひっぱりだこ。
実際、顔だけでなく気性も激しく、水族館では倍以上の大きさのオウサマペンギンを追い散らすのが見られることもあるそうです。

羽飾りを固めたイワトビペンギンが氷山に突き刺さるCM→資生堂の整髪料HGスーパーハードムースのCMのこと。羽飾りをムースでキメると容貌までシャキッとし、横向きに氷に突き刺さっても落ちてこない描写で整髪力の高さを表現したこのCMで、一躍有名になったイワトビペンギン

しかし、実際にはイワトビペンギンは氷山のあるような場所にすむペンギンではなく、文字通り岩を跳ねる場所が繁殖地。
陸上を移動するときに両足を揃えて跳ぶのが名前の由来。
両足跳びで崖を登るバランスの良さには驚かされると解説されています。



リアル路線なのか、とてつもなく地味なポーズ。
若干猫背気味に、ただ佇んでいる姿を立体化していますが、ワルっぽい雰囲気を存分に醸し出している上に、細部の描写はさすがの出来です。



えのすいにはピースラブという仲睦まじい老夫婦のイワトビペンギンたちがいました。ですが、残念ながらオスのピースが2007年2月に、メスのラブが2008年8月に永眠しました。
ペンギンの寿命は20年といわれる中で、2羽とも旧えのすいから20年以上も暮らしていたので天寿を全うしたものと思われます。
あらためて、ご冥福をお祈りして合掌。

新江ノ島水族館(えのすい)イワトビペンギンのピースとラブ

在りし日のピースラブ(2006年8月11日)。左がオスのピース、右がメスのラブ

フィギュアを初めて見たとき、この凶悪そうな顔はピースでもラブでもないなと思いました。年老いていたせいかも知れませんが、ピースは穏和で涼しげな風貌だし、ラブはふくよかで柔和な雰囲気をたたえています。
実はイワトビペンギンの中でも、個性的で魅力的で優しげな外見のステキな夫婦だったんですね。

新江ノ島水族館(えのすい)イワトビペンギンのピースとラブ

現在のえのすいではイワトビペンギンの飼育展示はなくなってしまいました。

非常に残念ではありますがイワトビペンギンがいなくなったというより、ラブがいなくなったショックが大きかったので、新しいイワトビペンギンに来て欲しいという感じではありません。
残されたフンボルトペンギンケープペンギンを応援していきたいと思ってます。

関連記事:カテゴリー:ペンギン


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2008/11/26(水)10:00
オウムガイ
海洋堂フィギュアシリーズ日本水族館立体生物図録 第2巻 / 10

海洋堂フィギュア日本水族館立体生物図録 第2巻のオウムガイ
オウムガイ Nautilus pompilius

スケール:1/10  原型制作:山本聖士
※スケール表示は、国内の水族館で飼育されている最大級を基準にしているとのこと。


殻がオウムのクチバシに似てるのが名前の由来。だけど、貝ではなくて頭足類というタコやイカと同じグループ。タコやイカの祖先にあたる生物の直系の子孫で「生きた化石」とも言われる。
今と同じようなオウムガイは4億5千万年前の古生代に出現。絶滅した古代生物「アンモナイト」も、オウムガイから派生した子孫なんだそうです。
高度に進化したアンモナイトが快適な浅海を独占したので、古いタイプのオウムガイは深海に追いやられて細々と暮らしていかざるを得なかった・・・。んですが、逆にそれが幸い! その後の地球環境の大異変で海面近くの生物が絶滅したときでも、深海には影響がなかったので現在まで生き残れたんだそうです。

そうなんだ! なんとなく古代に生きてたアンモナイトが生き残って、ほんのり進化したのがオウムガイだと思ってました。逆なんですね。
この同梱の解説書を捨てちゃってる人も結構いるんですけど、ものすごく勉強になることが中村元さんによって書かれてますので、ぜひ大切に読んでみてください。
海洋堂フィギュア日本水族館立体生物図録 第2巻のオウムガイ

まつ毛触手(目の後ろ側の触手、勝手に命名)まできっちり再現した怒濤の造形。



気になるのは同じ海洋堂により以前制作されていたAQUATALES THE DEEP SEA ODYSSEY 深海のオデッセイ版のオウムガイとの比較。そちらは2001年初登場、かたや2008年夏デビューの最新版!
どれだけ違うか比較してみましょう。

海洋堂フィギュア日本水族館立体生物図録 第2巻のオウムガイ

大きさ自体が違うのもありますが、モデルになったオウムガイも今シリーズの方が肉厚で立派なのかも知れません。

海洋堂フィギュア日本水族館立体生物図録 第2巻のオウムガイ

こう言うのもなんですが、細部の描写力がまるで違いますし、やはり隔世の感があります。それに加えて、所々にこだわりが満載。触手のたれ具合といい、殻の彩色といい、まつ毛触手の再現といい・・・。

7~8年の間に技術が進歩したのか、効率良く開発できる環境が熟成したのか、予算やスケジュールが取れるようになったのか、はたまた「あのときできなかった表現を今度こそ」というクリエイター魂が発揮されたのか、あるいはそれらが複合しているのか・・・。とにかく如実に進化を遂げているのが分かります。スゴい。



えのすいでは残念ながら常設展示されていません。
日本水族館立体生物図録シリーズになってから昔ながらの水族館でしか見られない世界中のイロモノ(失礼)っぽい生物が増えて、個人的にはうれしいです。
その分、えのすいを含む近年にオープンした水族館に多い「地域密着型」の地元の生物を環境ごと再現するというコンセプトと逆行する部分もあるので、フィギュア化された生物がえのすいにいないことも多いです。

※若干手ブレあり、音声が出ますのでご注意ください。



これは絶対カッコいいでしょ! せめて1年に1ヶ月ぐらい展示しないかなぁ~。

関連記事:06.09/2206.09/30(動画あり)
     フィギュアAQUATALES 深海のオデッセイ


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2008/11/26(水)08:00
シロチョウザメ
海洋堂フィギュアシリーズ日本水族館立体生物図録 第2巻 / 08

海洋堂フィギュア日本水族館立体生物図録 第2巻のシロチョウザメ
シロチョウザメ Acipenser transmontanus

スケール:1/50  原型制作:田熊勝夫
※スケール表示は、国内の水族館で飼育されている最大級を基準にしているとのこと。


チョウザメはサメと名前が付いているものの硬骨魚で、軟骨魚のサメとは類縁ではない。しかし、サメと同じく古代魚の特徴を多く持ち、軟骨の部分も多いそうです。
体側にある骨板が蝶の形をしていて、体形がサメに似ているのでチョウザメと命名。

卵を塩漬けにして熟成させたものが世界三大珍味のひとつとして知られる「キャビア」で、むしろチョウザメよりもキャビアの方が有名かも。

その卵は淡水域に産卵されます。そのため、川と海や湖を往復する魚で、かつては天塩川や石狩川をはじめとする北海道や東北の川にも遡上していましたが、日本では残念ながら絶滅してしまったそうです。
しかし、キャビアは高級食材のため、今では全国各地で養殖が進められているんだとか。

チョウザメ類は非常に長生きで巨大化する傾向があり、中でもシロチョウザメは長さ6mにもなり、硬骨魚類では最大級!
海洋堂フィギュア日本水族館立体生物図録 第2巻のシロチョウザメ

フィギュアはゴツゴツして硬そうな体表を見事に再現。
微妙に波打つ各部のヒレも、美しく仕上がっています。



えのすいではシロチョウザメを展示していません。
一番展示しにくい微妙な大きさの魚です。コンセプトを無視して相模湾大水槽に入れるか、サメ水槽からツマグロアカシュモクザメに退場いただいてから入居しないと無理なような気がします。

実際の様子はマリンピア松島水族館(2007年8月)から紹介。

マリンピア松島水族館のシロチョウザメ

マリンピア松島水族館のシロチョウザメ

同じく「幻の魚」と呼ばれるイトウと混泳の水槽。
こう見ると世界の珍しい魚が色々揃ってて、結構いけてるねマリンピア松島水族館

関連記事:未定


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2008/11/26(水)07:00
ジンベエザメ♀
海洋堂フィギュアシリーズ日本水族館立体生物図録 第2巻 / 07

海洋堂フィギュア日本水族館立体生物図録 第2巻のジンベエザメ♀
ジンベエザメ♀ Rhincodon typus

スケール:1/150  原型制作:松本栄一郎
※スケール表示は、国内の水族館で飼育されている最大級を基準にしているとのこと。


海洋堂フィギュア日本水族館立体生物図録 第2巻のジンベエザメ♀ジンベエザメは言わずと知れた現代においては最大のサメにして、最大の魚類。その巨体は確認された中で最大のものは14mにもなり、もっと巨大な未確認の個体もいるのではと推測されています。

これほどの生物を飼育することが可能になった水族館技術は日本が世界に誇るもので、単に技術だけではなく、日本人がいかに水族館を好み、海を身近に感じているかを証明するものでしょう。
日本人に生まれてよかった。

その大きな体に似合わず、ヒゲクジラの仲間たちと同様にプランクトンをエサとして暮らしています。
それに加え、小型の魚類やサンゴが一斉に放出する卵なんかも食べるそうです。浮遊生物を吸い取るため、口が横にワイドに開いているため、頭部の幅が最も広くなっています。

名前の由来は背中の模様が藍染めの「甚平」の柄のようだから。

ジンベエザメは卵胎生。卵は子宮内で孵化し、赤ちゃんは卵殻の中の卵黄を吸収して成長し、50cm程度の大きさで出産されると考えられてるんだとか。というのも水族館での繁殖例はないみたいなので・・・今後に期待しましょう!



ご覧の通り、その巨体に合わせてフィギュアもシリーズ中でもかなり高さがある部類です。複雑な曲線を描く体を立体化していて、美しく優美なフォルムを形作っています。

海洋堂フィギュア日本水族館立体生物図録 第2巻のジンベエザメ♀

TVなどで水族館のジンベエザメが紹介される際におなじみの水中で直立してエサのプランクトンを食べる光景を立体化。吸い込まれる水ごと造形した異色作で意欲作。
微妙にバランスを取りながら水をかいているため、左右で動きに差が出る胸びれも再現している細かい造形も見事です。



一応、世界博物画立体図鑑 I のものと並べてみました。海洋堂フィギュア日本水族館立体生物図録 第2巻のジンベエザメ♀
比べること自体、間違ってるような気がしますけど。日本水族館立体生物図録 第2巻版の方が斑点模様の細かさなど、写実的な細かい描写が際だって見えます。しかし、優劣を付けるというより、そもそもコンセプトが違うので・・・。
ちなみに世界博物画立体図鑑 I 版はジンベザメ、こちらの日本水族館立体生物図録 第2巻版はジンベザメという表記です(サメは「エ」が一般的、衣類の「甚平」はジンベ)。



えのすいには、ジンベエザメは当然いません。
日本水族館立体生物図録 第2巻を販売している水族館の中でも、新加入のいおワールド かごしま水族館にしかいません。さらに言うなら日本でも沖縄美ら海水族館海遊館を含めた3館にしかいません。
そもそも以前の感覚で言えば、ジンベエザメが水族館で見られること自体、奇跡に近い夢のようなことという印象です。

関連記事:フィギュア世界博物画立体図鑑 I


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いおワールド かごしま水族館はJR「鹿児島中央」駅から市電15分「水族館口」駅下車徒歩約8分です。
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2008/11/26(水)03:00
メダカ
海洋堂フィギュアシリーズ日本水族館立体生物図録 第2巻 / 03

海洋堂フィギュア日本水族館立体生物図録 第2巻のメダカ
メダカ Oryzias latipes

スケール:1/1  原型制作:田熊勝夫
※スケール表示は、国内の水族館で飼育されている最大級を基準にしているとのこと。


誰もが知っている魚でありながら、今では自然界では見かけることが少なくなっているというメダカ。水田と水路のある環境に適応しているので、以前の日本では至る所にいたのに、水質の悪化や水田の減少、水路のコンクリート化など、取り巻く環境が大幅に変化して生活や繁殖の場が失われた結果の激減です。

小さな体のメダカは遊泳能力が低く、世代も早く重ねるので、川によって遺伝的な多様性がハッキリと区別されています。そんな個体群の絶滅が懸念されて、ついに環境省の絶滅危惧種に指定されてしまったそうです。
世界中には数百種類のメダカの仲間がいるそうで、
日本にはメダカだけの水族館もあるんですって。



スケールはなんと1/1! つまり原寸大で、このシリーズでは珍しい縮尺。
それだけに細部の写実性に注目が集まりますが、メダカの繊細で優美なディテールを見事に再現しています。2匹いますが、上のメダカは体の中央下面に卵を抱えている様子を表現。卵が産まれる位置としては結構前寄りなのが、ちょっと意外です。上がメスで下がオスなんでしょうか?

海洋堂フィギュア日本水族館立体生物図録 第2巻のメダカ

透明素材を活かして、ほんのり向こう側が透けて見える美しい作品。
だけど実際の生物に比べると、透け過ぎちゃってるかも。



えのすいでは常設展示はされていません。テーマ水槽での1ヶ月間限定展示で何度か登場。併設のなぎさの体験学習館では、大きな水槽で常に展示していますよ。

新江ノ島水族館(えのすい)テーマ水槽メダカ

関連記事:07.03/11(白色個体)、09.06/14


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2008/11/26(水)01:00
ピラニア ナッテリー
海洋堂フィギュアシリーズ日本水族館立体生物図録 第2巻 / 01

海洋堂フィギュア日本水族館立体生物図録 第2巻のピラニア ナッテリー
ピラニア ナッテリー Pygocentrus nattereri

スケール:1/6  原型制作:松本栄一郎
※スケール表示は、国内の水族館で飼育されている最大級を基準にしているとのこと。


海洋堂フィギュア日本水族館立体生物図録 第2巻のピラニア ナッテリーアマゾンの人食魚として有名。なんですがその実体はとても臆病なんだとか。
南米はアマゾン川にいる巨大な魚や2種類いる川イルカのエサとして常に狙われているためで、普段は人間ほどの大きな生物が川に入ってきたら逃げ出してしまうそうです。
水族館でも水槽に手を入れたり潜ったりしても、襲われることはないとのこと。

狂暴化するのは乾期に水位が下がり、ピラニアたちのエサとなる魚や動物の死骸がなくなったとき。この時期、牛の骨付き肉にロープを付けて川に投げ込むと、あっという間に骨だけになって、TVでおなじみのピラニアの恐怖を煽るシーンが再現できます。
強力なアゴの力と刃物のように鋭利な三角歯の餌食になりたくなかったら、直にアマゾン川に入るのはやめときましょう!

ピラニアは30種以上いて、ピラニア ナッテリーもその中の一種。
一般家庭では観賞魚としても飼育されたりしますが、エサを切らすと共食いが始まってしまうそうです。さすがにそうなると水槽に手は入れられないでしょうね。

フィギュアは凶暴な顔つきのディテール、複雑な色彩を再現した塗装と
かなり高度な技術が発揮された出色の出来。カッコいい!



えのすいではピラニア ナッテリーを見た記憶はありません。
近年新しく作られた水族館は地域密着型が多く、えのすいでも相模湾の生き物に力を入れているため、昔ながらの「世界中にはこんな珍しい魚がいます!」という展示はあまり強くありません。
1ヶ月限定のテーマ水槽での展示なら、ピラニア ナッテリーも今後登場の機会があるかもしれません。

というわけでマリンピア松島水族館(2007年8月)から紹介。
(名前の表記は「ピラニア」のみ)

マリンピア松島水族館のピラニア

デカい!(゚Д゚;) 結構コワい!

関連記事:なし


フィギュアTOP日本水族館立体生物図録 第2巻 TOP

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2008/11/26(水)00:00
海洋堂フィギュアシリーズ 日本水族館立体生物図録 第2巻

日本水族館立体生物図録 第2巻は前作よりさらに拡大した全国8水族館限定販売。従来のゴールデンウィークお披露目から、夏休みに移行した2008年8月1日に販売開始。
スタッフはいつも通り、荒俣宏氏監修・海洋堂制作の体制・21世紀「知のワンダーランド」計画 水族館委員会(委員長:荒俣宏氏)プロデュース。
専用のカプセルベンダーマシン(ガチャガチャ)での販売を継承。しかし、価格が100円アップの300円(税込み)になったのには、かなり衝撃を受けました。
全15種と1種増え、連結可能な小型ペンギンフィギュアも踏襲した順当で危なげない後継作。今回もタイアップ企画は特にありませんでした。
(この記事は基本的に新江ノ島水族館で販売されたものに関して紹介しています)


■ラインナップ 全15種+ボーナスフィギュア3種
01:ピラニア ナッテリー
02:テッポウウオ
03:メダカ
04:タテジマキンチャクダイ
05:ハコフグ
06:コバンザメ
07:ジンベエザメ♀
08:シロチョウザメ
09:ブルージェリーフィッシュ
10:オウムガイ
11:アサヒガニ
12:タガメ
13:マタマタ
14:イワトビペンギン
15:ラッコ
ボーナスフィギュア:キングペンギン3種


■ラインナップ概要
ジンベエザメなど新江ノ島水族館(えのすい)にいなくて今後も展示されないであろう生物がさらに登場。昔から水族館ではおなじみのピラニアテッポウウオオウムガイなどの世界の変わった生物も良いアクセントに。


■ボーナスフィギュア
前作からコウテイペンギンキングペンギンに変わっただけで、連結可能なベース、大人2/子供1の計3種など同規模の内容。もちろん、前作との連結も可能。


■解説書
前作とほぼ同じ。生物ごとの個別解説書+各水族館の小型解説書でサイズは同一。デザイン、イメージもほぼ踏襲。QRコード付き。
シリーズ解説は荒俣宏氏。生物解説は中村元氏。水族館の紹介文は21世紀「知のワンダーランド」計画 水族館委員会名義なのも同じ。


■カプセルについて
前作のブルーからホワイト基調に変更。半分が透明なのも一緒ですが、今回は白ベースなので色の付いていない完全な透明。建前的には中に何が入っているか確認できます。


■販売水族館 全8館
新江ノ島水族館 (神奈川県藤沢市)
茨城県大洗水族館「アクアワールド」 (茨城県東茨城郡大洗町)
しながわ水族館 (東京都品川区)
岐阜県世界淡水魚園水族館 アクア・トトぎふ (岐阜県各務原市)
下関市立しものせき水族館「海響館」 (山口県下関市)

〈以下新加入〉
マリンピア松島水族館 (宮城県宮城郡松島町)
マリンワールド海の中道 (福岡県福岡市)
いおワールド かごしま水族館 (鹿児島県鹿児島市)


■各水族館ごとの差異
前作同様、小型の各水族館解説書と台座の水族館名のみ。


■データ
【企画監修】荒俣宏 【造形制作】海洋堂 【原型製作総指揮】松村しのぶ
【アートディレクション】大岡寛典事務所 【解説】中村元
・全15種+ボーナスフィギュア3種
・販売時期(新江ノ島水族館):2008年8月1日~
・価格:300円(税込み)


フィギュアTOP

新江ノ島水族館は小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅から徒歩約3分です。
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