新江ノ島水族館(えのすい)を紹介するブログ。イルカ・アザラシ・ペンギン・クラゲ・深海生物などの情報満載!
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2006/11/03(金)00:00
いよいよ始まりました「“えのすい”の へんないきもの!?展」開催中の「えのすい」
まずは、書籍「へんないきもの」で紹介されている驚異の巻き貝!

新江ノ島水族館(えのすい)へんないきもの装甲巻貝スケーリーフット/ウロコフネタマガイ標本

ウロコフネタマガイ(標本)

深海で2003年に発見されたばかり! のこの巻き貝は
なんと足の部分にビッシリとウロコが! しかもそのウロコがで2度ビックリ!

書籍「へんないきもの」が刊行された2004年には、まだ名前すら無く漠然と装甲巻き貝と呼ばれていましたが、その後スケーリーフット(Scaly-foot、ウロコの足)という俗称が浸透し、最終的にはウロコフネタマガイという和名が付きました。

この鎧のようなウロコは硫化鉄という鉄なので、磁石を近づけるとくっつくし、
やっぱり錆びたりもするそうです。スゴッ!

新江ノ島水族館(えのすい)へんないきもの装甲巻貝スケーリーフット/ウロコフネタマガイ標本

なにゆえ、このような形に進化を遂げたのか謎は尽きません。
深海にはまだ多くの想像を超えた生き物がいそうです。
現在進行形で今まで知られていなかった生物の秘密のベールが剥がされていくのに立ち会うことを、深海調査の進歩が可能にしているといっても過言ではありません。

なんという幸せ!
ビバ!JAMSTEC=海洋研究開発機構! ビバ!えのすい!



まだ生態も解明されておらず、また、そうそう発見できる生物ではないので
飼育展示に至るには越えなければいけない多くのハードルがありそう・・・。

そんなわけで、残念ながら生きた姿ではなく標本での展示ですが
それでも相当に貴重!なので、ぜひ、ご覧ください!

(C)早川いくを/寺西 晃/バジリコ

新江ノ島水族館は小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅から徒歩約3分です。
※この記事は2008年12月以降に書かれています。詳細ははじめにをご覧ください。
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2007/03/29(木)23:10
3月17日よりえのすいの深海コーナーがリニューアル!
新しい展示水槽が増えてパワーアップの新生深海コーナーを総力特集!


さてこちらも継続展示中の深海生物標本です。

新江ノ島水族館(えのすい)深海標本ウロコフネタマガイ

ウロコフネタマガイ[学名:Crysomallon squamiferum][英名:Scaly-foot gastropod]

「鉄の鱗を身に纏った巻貝」とタイトルにあります。
ウロコフネタマガイは俗称「スケーリーフット(Scaly-foot、ウロコの足)」と呼ばれ、書籍「へんないきもの」にも「装甲巻き貝」として紹介されています。
相変わらずスゴいぜ!
この鎧のようなウロコは硫化鉄という鉄でできていて、危険を察知すると外側に向けて身を守るそうです。どんな敵に対抗してこのような進化をしたんでしょうか? 相手も見てみたい気がします。


JAMSTEC=海洋研究開発機構の有人潜水調査船「しんかい6500」の第936潜航によって、2006年2月20日にインド洋ロドリゲス三重点の水深2422mから採集されました。

興味深い展示が盛りだくさん! 新しい発見もいっぱい!
えのすいの新生深海コーナーをぜひご覧ください!

(C)早川いくを/寺西 晃/バジリコ

新江ノ島水族館は小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅から徒歩約3分です。
※この記事は2008年12月以降に書かれています。詳細ははじめにをご覧ください。
2008/07/23(水)00:00
「深海生物展」が大好評開催中のえのすいです!


触れるダイオウグソクムシ標本と同じく「なぎさラウンジ」のこちらのプラスティネーション標本は、ケースに入っていて触ることはできませんが、ものすごい面々が大集結!

新江ノ島水族館(えのすい)深海ダイオウグソクムシ他標本 ←「ダイオウグソクムシ」(深海の大型ダンゴムシ)他の標本の写真です。
 人によってはグロと感じる場合があるかも知れませんのでご注意ください。
 その旨、ご了承の上でご覧ください。クリックすると拡大します。


もう一匹のダイオウグソクムシの他に、メナガグソクムシオオグソクムシゴエモンコシオリエビアルビンガイヨモツヘグイニナスケーリーフット(ウロコフネタマガイ)ユノハナガニ(15番)、シンカイエビホタルイカの仲間ワニトカゲギスヨコエソオオヨコエソシギウナギというえのすい裏オールスター!



ここで、触れる標本プラスティネーションの作り方。

1.標本は冷凍保存しておくようです。まずは、それを解凍します。
     ↓
2.形を整えてホルマリンに浸けます。
     ↓
3.しみ込んだホルマリンを水で流します。
     ↓
4.アセトンという薬品に浸けます。
     ↓
5.この後3回にわたって、アセトンを新しいものと入れ替えます。
     ↓
6.標本と樹脂を真空容器に入れ、-25℃の冷凍庫で減圧(-0.02Mpa)して、しみ込んだアセトンを今度は時間をかけて樹脂と入れ換えます。
     ↓
7.容器から取り出して完成!

なんか、分かったような分からないような・・・。とにかく、大変だってのは理解。ちなみに完成までに約6ヶ月間かかったそうです!すげぇ!



ここに並べられたプラスティネーション標本となった生物たちは、好き嫌いが分かれるメンバーではあると思いますが、個人的には壮観かつ超興奮の顔ぶれ。
ぜひ、みなさんにも見ていただきたいところです。


ダイオウグソクムシ(大王具足虫)[学名:Bathynomus giganteus][英名:Giant isopod]

新江ノ島水族館は小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅から徒歩約3分です。
※この記事は2008年12月以降に書かれています。詳細ははじめにをご覧ください。
2008/07/24(木)00:00
「深海生物展」が大好評開催中のえのすいです!


さらに「なぎさラウンジ」のプラスティネーション標本から、
世界最強クラスの変わった深海性の貝たちを紹介!

新江ノ島水族館(えのすい)深海スケーリーフット他標本 ←深海性の貝の標本の写真です。
 人によってはグロと感じる場合があるかも知れませんのでご注意ください。
 その旨、ご了承の上でご覧ください。クリックすると拡大します。




左/ウロコフネタマガイ(スケーリーフット)
[学名:Crysomallon squamiferum][英名:Scaly-foot gastropod]

書籍「へんないきもの」で紹介されている「装甲巻き貝」ことウロコフネタマガイスケーリーフットという俗称でも有名。
足に硫化鉄でできた鎧のようなウロコを持つビックリな貝。
このウロコも錆びるので管理が大変そう。
プラスティネーションで錆の進行を食い止められるのかは謎。



中/ヨモツヘグイニナ[学名:Ifremeria nautilei]

えのすいで世界で初めて!生きた状態で飼育展示されていた貴重な貝。黄泉の国のような深海で、竃のような熱水が噴出する場所にすんでいるのが、なんとなくおどろおどろしい名前の由来。
貝殻の先の部分が欠けているのが特徴。要するになぜか先っぽにも穴が開いているので、殻の内部は筒状に抜けているってことです。



右/アルビンガイ[学名:Alviniconcha sp.]

こちらもえのすいで生きた状態で世界初展示されていた貝。
なぜか貝殻に毛が生えた不思議な深海性の貝。
ちょっと見る限り、プラスティネーションとの相性はあまり良くないような気がします。生きているときは貝殻がもっと黄色みを帯びていて、毛もピンと伸びていました。
体部分が残っているのは貴重ですが、貝殻標本の方がむしろ生きている姿のイメージが伝わるかも。



本当に世界的にも希少で、変わった生態を持つトップ3と言っても過言ではない深海性の貝です。残念ながら生きた姿ではありませんが、大変貴重ですので、このチャンスにぜひご覧ください。


新江ノ島水族館は小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅から徒歩約3分です。
※この記事は2008年12月以降に書かれています。詳細ははじめにをご覧ください。
2009/12/02(水)22:30
えのすいの深海コーナーに「鉄のウロコを纏った巻き貝」として超注目生物のスケーリーフット(ウロコフネタマガイ)が世界で初めて生きた状態で展示されていたんですが、残念ながら本日で展示終了してしまいました。
11月30日14:00よりの2日半ほどの短い展示でしたが、なんとか今日見ることができましたので、その貴重な模様をお伝えします。

新江ノ島水族館(えのすい)深海スケーリーフット

スケーリーフット[学名:Gastropoda gen. et sp.]

スケーリーフットとは「ウロコの足」という意味で、その名の通り足にウロコを持った変わった巻き貝なんですが、そのウロコが鉄(硫化鉄)でできているので二度ビックリ!
通常の巻き貝はフタを持っていて、危険が迫ると軟体部を引っ込めフタを閉めて防御しますが、スケーリーフットはフタを持っていない代わりに鉄のウロコで身を守ります。
2001年に新種として発見されたばかりの驚異の生物です!



今回生体展示されていたのは、インド洋かいれいフィールドで採集されたもの。
日本から直線距離で約9000kmのインド洋中央あたり(地図で言うとインドの結構下)に位置し、この場所の海底から熱水が出ていることを2001年、日本の研究チームが発見したそうです。
JAMSTEC=海洋研究開発機構の有人潜水調査船「しんかい6500」によって、2009年11月11日に水深2421mから採集されました。

JAMSTEC、北海道大学、新江ノ島水族館の研究グループにより、インド洋かいれいフィールドの調査が行なわれたんだとか。
今回の採集生物たちはインド洋から30時間かけて日本へ移送することに成功。

なお、インド洋かいれいフィールド水深約2400m地点では、チムニー(煙突という意味。熱水が噴き出る箇所の周りに金属の硫化物などが凝固して煙突状に伸びたもの)から噴き出す熱水は300℃を超えることもあります。溶け込んだ金属の影響で熱水が黒くなるため「ブラックスモーカー」と呼ばれます。
この熱水に含まれる硫化物と鉄を利用してスケーリーフットはウロコをつくるそうです。カニなどの外敵から身を守るためと考えられています。
アルビンガイの群れの間に生息しているそうで、アルビンガイも貝殻に毛が生えた変わった巻き貝なので、さぞ異質な光景なんでしょうね。



ほとんど動かず、触覚類が動く程度で移動はしないみたいです。壁や石にもなかなかくっつかなくて、コテンと横になってしまうんだとか。
ですがさすがに金属の光沢は、標本と比べてキレイだとのこと。

付け加えて驚きなのが、生きながらにしてスケーリーフットがどんどん錆びていってるということ。どうやら水の違いのようなんですが、なんにせよ生き物の一部が、生きている状態で錆びるっていうのは、他に例がないんじゃないでしょうか。



今回の展示ではウロコフネタマガイという和名の表記はなくスケーリーフットで呼称は統一されていて、学名も標本展示のときと違っています。理由は不明ですが、以前から紹介されている生物と同一のものには間違いないと思います。

ただ置いてあるみたいに完全に静止していて、まるで動きませんでしたが、とても貴重な姿を見ることができて感動もひとしおです。次に繋がるといいなと思います。


新江ノ島水族館は小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅から徒歩約3分です。
※スケーリーフットの生体展示は終了しています。
2009/12/22(火)23:00
えのすいの深海コーナーに生きた状態で世界で初めて展示されたスケーリーフット(ウロコフネタマガイ)でしたが、残念ながら11月30日~12月2日という非常に短期間の展示となってしまいました。

新江ノ島水族館(えのすい)深海スケーリーフット

スケーリーフット[学名:Gastropoda gen. et sp.]

その後は、このとき生体展示されたとおぼしき個体の標本と、以前からある多数の標本が継続して展示されています。

生態展示のときも活発に動き回らず、じっとしている生物だったので、こんなこと言ってしまうのはなんですが、現在の標本展示の方が照明が明るい分、色味や細部はより分かりやすいかも知れないという気もします。

新江ノ島水族館(えのすい)深海スケーリーフット

あらためて紹介すると「ウロコの足」という意味のスケーリーフットの別名を持ち、和名はウロコフネタマガイ
その名の通り、足にウロコを持っってるだけでも変わっているのに、そのウロコが鉄でできているという驚きの巻き貝。2001年に新種として発見されたばかり。

生きた状態でないというのは残念ですが、滅多に見られない貴重な生物の姿ですので、ぜひ一度ご覧になることをおすすめします。


生体展示されていたのは、インド洋かいれいフィールドでJAMSTEC=海洋研究開発機構の有人潜水調査船「しんかい6500」によって、2009年11月11日に水深2421mから採集。この調査はJAMSTEC、北海道大学、新江ノ島水族館の研究グループにより行なわれました。

新江ノ島水族館は小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅から徒歩約3分です。
※スケーリーフットの生体展示は終了しています。標本展示も変更になる場合があります。
2010/10/25(月)23:59
えのすいの深海コーナーの標本展示から興味深い貝の仲間を紹介します。

新江ノ島水族館(えのすい)深海スケーリーフット

ウロコフネタマガイ(スケーリーフット)
[学名:Crysomallon squamiferum][英名:Scaly-foot gastropod]

ウロコフネタマガイは、別名スケーリーフット(Scaly-foot=ウロコの足)と呼ばれます。なんとその名のごとく足にウロコを持っているのですが、そのウロコが硫化鉄という鉄でできているのでさらにビックリです!

危険を感じるとウロコは外側に向けられ、鎧のような役目を果たします。
また、ウロコは鉄でできていますから磁石にもくっつきます!

2001年に新種として発見されたばかりの謎の多い生物です。

新江ノ島水族館(えのすい)深海スケーリーフット 新江ノ島水族館(えのすい)深海スケーリーフット

昨年の11月には世界で初めてえのすい深海コーナーで、生きた状態のまま展示もされました。しかし、飼育は困難を極めるため、わずか3日間の展示に留まりました。
そのときは、生きているうちからウロコが錆び始めたそうです!

標本に関しては、深海コーナーに行けばほぼ間違いなく見られる状態ですので、ぜひ色々な角度からご覧になってください。


JAMSTEC=海洋研究開発機構の有人潜水調査船「しんかい6500」の第936潜航によって、2006年2月20日にインド洋ロドリゲス三重点の水深2422mから採集されました。

新江ノ島水族館は小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅から徒歩約3分です。
※※展示・内容は変更になる場合があります。
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